“ハワイ”で育ったイチゴ!?

京北には、宇津(うつ)という地域があります。
春は桜が美しく、夏はキャンプ客で賑わう宇津ですが、ここの別名をご存じでしょうか?

その名も、「京北のハワイ」。

ちょっと言い過ぎではありますが、周辺の地域に比べて、冬場は特に気温が数度高いのです。
京都のオリーブ栽培の北限は宇津だ、なんて言われていたりもしますね。

さて、そんな宇津地域で、3月からイチゴ農園がオープンしていると聞き、早速現地でレポートしてきました。

快晴の5月18日(月)、宇津中地町の交差点付近に綺麗なハウスが建っているのを発見。
近くで農作業をされていたオーナーの清水悦男さんにお話を伺ったところ、快く案内してくださいました。

まず、農業ハウス内の見学をさせて頂いたのですが、広さは100㎡あり、苗は約800本。
温度管理などに悪戦苦闘しながらも、なんとこの設備や機器をすべて自力で施工されたそうです。

栽培しているイチゴは約6種類。
お伺いしたタイミングが、ちょうど体験が終わった直後ということもありましたが、綺麗な大粒のイチゴを見ることができ、たくさんの白い花も、これから実に変わっていきます。

透明な大き目のカップいっぱいに収穫して、体験料は1,500円ととてもリーズナブル。
「高いお金を払って食べきれないほどのイチゴを採るよりも、もっとご家族で気軽にイチゴ狩り体験を楽しみたい」という方にはピッタリです。

では、なぜこんなにリーズナブルなのでしょうか?
それは、「体験メニューを考えるとき、いつも孫と体験することを想像し、こうしたら楽しいだろうか、どれくらいの金額なら実際にやるだろうかと考えてメニューを設定している」から。

そんなお孫さん想いのオーナーは、実は2018年(平成29年)に福井県から移住されてきました。
以前は、コメ農家や、林業のプロフェッショナルとして従事されており、京北にも元々は林業の仕事をするために来られたそう。

その後、一念発起し、有名なイチゴの栽培農家での約2年間の研修を経て、この度、イチゴ狩りの体験施設をオープンされました。

「今の若い子たちが、地域に希望を持って、楽しいと思えるようにしないといけない。今は田舎暮らしをしたい若者がいても、十分な収入を得る手段がなく、数年は何とか頑張れても、その後、徐々に京北外で仕事をしていくなどして、段々とフェードアウトしてしまうという姿を何回も見てきた。そんな悲しい姿は見たくないから、京北で暮らすことに希望が湧くような仕組みを頑張って作ろうとしている」

先を見据え、情熱をもって日々邁進するオーナーの育てたイチゴ、皆さんも興味が湧きませんか?

残念ながらイチゴ狩り体験は5月末で終了してしまいましたが、夏~秋にかけては、美味しい氷いちごの販売や、楽しいイベントを計画されているとのことで、今後も要注目です!!

なお、農業ハウス近くのご自宅では、お孫さんを喜ばせたいとの思いから、生後4か月のウサギなどのペットが元気に暮らしており、今後ヤギも来る予定とのことで、もしかするとオーナーのご厚意で触らせてもらえるかも?

【体験情報】
〇 EMふぁーむ (京北中地町1-1付近)
〇 連絡先 : 公式インスタグラムからLINEを追加できますので、そちらからお問い合わせ下さい

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